前々から作りたいと思っていた、ゲームエフェクトアーティスト向けに自身のスキルチェックができるExcelシートをGitHubにアップしました。
ページ右下の Download ボタンからDLできます。
マクロ付きのファイルになるので、Excelを開いたらマクロを有効にしてください。
使い方
Excelを開いたらまずは各項目をA~Eの5段階で自己評価して入力してください。
隣の列に目標とする評価を入れるのもオススメです。
各項目の内容はもちろん業務内容に応じて自由に改変してみてください。
次に、あなたの今の職場で組織や上司から求められる「需要」の度合いや、そのスキルが高い人材確保の難しさによる「希少価値」に応じた重みを決めます。
(単純に評価点に対して掛け算するための値になります)
ページ右上にA~Eに対する評価点を設定します。
何かのスキルが抜きん出ている人を正当に評価するためにはAやBを大きめの値にする必要がありそうです(Aに当てはまる人は極稀と考えて良いと思っています)。
一通り入力を終えたら「計算」ボタンを押して、隣のセルの結果を確認します。
ページ下部のグラフも更新されます。
こちらは評価点は反映していますが重み付けは反映していません。
結果から「自分は何が得意なのか?」「何が足りないのか?」「今後どのスキルを伸ばしたいか?」などを認識して、モチベーションを高めていけると良いですね。
あとは「この項目足りなくない?」とか「このカテゴリにこれあるのどうなの?」とか色々と意見が飛び交うと良いなとも思っています。
シートのアレンジについて
自由に改変してお使いいただければと思うのですが、行を挿入・削除しても大丈夫なようセルに名前を定義してマクロの動作が崩れにくく工夫しているものの、挿入する位置によっては動作が崩れてしまうと思います。ご注意ください。
行を増やしたい場合はカテゴリごとの中間の行に挿入した方が安全です。
またカテゴリ自体を増減する場合、マクロを修正したりグラフの設定にも反映させないと正しい表示結果にならないと思います。
VBAが分かる方は中身も自由にいじっていただければと思います。
マクロの動作がおかしかったり何か不具合等あればお知らせください~。
作ってみての所感
5段階評価はハッキリ言って大雑把すぎるのでさらに細分化したいところですが、項目ごとに定義していくのが大変かつ複雑になっていくことが予想されるので、ひとまずシンプルな今の状態になっています。
アセット作成時のクオリティや作業速度が項目に無いのは「テクスチャ」「モデリング」「エフェクト」など各項目に含まれているという想定です。
ワークフローやパイプラインが「ヒューマンスキル」に存在するのは、MayaやMELやPythonといった実装スキルの項目が別にあるからです。環境整備にどれだけ取り組んでいるかの意識・行動力という意味でヒューマンスキルに入れています。
ウェブ版スキル自己評価シート
God Of Penさんがウェブ版のシートを作成してくださいました‥!
評価欄をクリックすれば選択できます。すごい‥!
ウェブ版をご自身で好きに作りたい場合はこちらが中身になるとのことです!
God Of Pen さんありがとうございます~!