ゲームエフェクトデザイナーのブログ | A Real-Time VFX Artist's Blog

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サーバー構築を試してみた:ローカルサーバーの構築1

前回、ドットインストールで「サーバー環境を作れるようになろう」の項目で「AWS Cloud9 入門(全11回)」をざっと試してみましたが、次にWindowsでのローカルサーバー構築を試してみたいと思いました。

そこで思い出したのですが、古いデスクトップマシンを処分しようと思っていたものの手続きが面倒で廊下に置いたままになっていたので、せっかくのGWなのでこちらのマシンを使ってローカルサーバーを構築してみたいと思いました。

Windows環境で試してみた後にLinuxのインストールも試せるなあと思いつつ。

サーバー構築については全く何も知識が無いので、ググってみて手当たり次第に試していくスタイルでいこうかといった感じです。。

そして、まずはWindowsを綺麗な状態にしてフォルダの共有から試していきました。

古いマシンにWindows7を再インストールしてみた


こちらの記事を参考にしました。

Windows7のインストールDVDがすぐ見つかり、30分ほどで終わりました。

次にWindowsアップデートを行いました。

念のためバックアップとして復元ポイントを作成しようかなと思ったのですが、そのままWindows10にアップグレードすることに。

Windows7 を Windows10 にアップグレード


こちらの記事を参考にしました。

あらかじめWindows7をインストールした時点でライセンス認証を行っておかないといけなかったようで、アップグレード途中でプロダクトキーを求められたのでWindows7のプロダクトキーを入力するも弾かれる事態に陥り、ライセンス認証してから再度アップグレードをやり直すハメになりました。。

ライセンス認証してからだとそのまますんなりと進みました。

インストール完了した時点で、バックアップのためシステムの復元ポイントを作成しておくと良さそうです。

 

古いWindowsマシンのフォルダを共有設定にしてみた


Windows10で特定のフォルダに他のマシンからアクセス可能なよう共有設定を行う方法は、大きく分けて3種類あるようです。

・ホームグループ機能を使う
・パブリックフォルダを使う
・フォルダやファイルを個別に共有設定を行う

Windows7でもネットワークの種類を「家庭内ネットワーク」に設定すると「ホームグループ」という機能を使って家庭内の複数のマシン同士でのファイル共有を簡単に行えるようです。今まで気にしたことも無かったので今更認識した次第です。。
手順としては、双方のマシンでホームグループ機能をONにするだけですが、先にONにしたマシンでは専用のパスワードが発行されるので、それを他のマシンで入力するだけという流れでお手軽な印象でした。

また、Windows7 OSの再インストールを行った際にも途中でホームグループを設定する過程がありました。

ただしWindows10の最新バージョンではホームグループが削除された模様?

一応ホームグループについて解説されている記事も貼り付けておきます。

【山田祥平のWindows 7カウントダウン】仕事用PCを自宅で安全に使えるホームグループ - PC Watch

あと、単純にファイルやフォルダを共有設定にする方法については、こちらの記事を参考にしましたが、色々とややこしかったのでそのあたりメモっておきたいと思います。

実際の流れは以下のような感じ。

まず共有したい側のマシンでは Windowsキー + I で設定ウインドウを表示して「ネットワークと共有センター>共有の詳細設定」を開きます。

「ゲストまたはパブリック(現在のプロファイル)」の設定を下記のように設定。
・ネットワーク探索を有効にする ON
・ファイルとプリンターの共有を有効にする ON

「すべてのネットワーク」の設定は下記のようになっているのを確認。
・パスワード保護共有を有効にする ON

次に、共有したいフォルダを右クリックして「プロパティ>共有タブ>詳細な共有」で「このフォルダーを共有する」をONに設定します。

他マシンからいざアクセス!

共有したいフォルダに上記のように設定すると、フォルダのプロパティにネットワークパスが表示されるので、こちらのパスを別のアクセスしたい方のマシンから「ファイル名を指定して実行」欄に入力して実行すればOK(他にも方法はありますがこちらの方が実行した感があって少し安心。アクセスにかなり待たされて不安になってくるため)。

ユーザー名とパスワードの入力

繋がるとユーザー名とパスワードの入力を求められ、入力が通ればアクセス可能になります。

ただしこの時入力するユーザー名はフォルダを共有したマシンに登録されているユーザー名なので注意です。今まで意識したことも無かったですが、アクセス先のマシンのユーザーとしてリモートでアクセスする感じなんですね。

なので、管理者権限があるメインユーザーでアクセスする訳ではない場合、共有したいフォルダに対してフルコントロール権限をあらかじめ与えておかないといけないようです。後から追加した別のユーザーだとデフォルト設定ではフォルダに対してフルコントロールではなく読み取り専用になっているかと思います。

その場合、共有フォルダのプロパティ>共有タブ>詳細な共有>アクセス許可でEveryoneをフルコントロールにしたりしてもダメで、セキュリティタブの方でユーザーを選択>編集ボタンでフルコントロールにチェックを入れたらOKでした。

こういったユーザーのアクセス権限と他マシンからのアクセスに関する基礎知識が全く無かったため、色々と混乱しましたがおかげで少し分かってきました。。

アクセス状況を確認する方法

スタートメニューを右クリック>コンピュータの管理 を開いて、システムツール>共有フォルダ>セッションや開いているフォルダで、現在他のマシンからのアクセスがあれば情報が表示されます。

二重アクセスでエラーが出た場合

他のマシンからアクセスを試みてユーザーとパスワードを入力した際に、エラーダイアログが表示され「同じユーザーによる、サーバーまたは共有リソースへの複数のユーザー名での複数の接続は許可されません。サーバーまたは共有リソースへの以前の接続をすべて切断してから、再試行してください。」と言われた場合‥

一旦、フォルダを共有しているマシンを再起動したらいけました。

もしくはこちらの記事を参考にコマンドプロンプトやパワーシェルで接続を切ると良いかも。

たったこれだけのために色々調べて疲れました。。

Windowsでローカルサーバーを立てる


こちらの記事を読んでみました。

なるほど、かなりお手軽ですね!
試してはいませんがとりあえずメモということで。。

自宅サーバーは出火の原因に?


古いマシンでサーバー構築する方法をググっていると、安いノートPCをサーバー専用機にするといった記事もちょこちょこ出てきます。しかし以前、24時間稼働させ続けていたらノートPCから出火して部屋が燃えたという記事を読んだのを思い出しました。

こちらです。

恐ろしい話です。

私はよくマシンを付けっぱなしで寝たり会社に行ったりすることが多いですが、こまめに消そうと思うのでした。そしてやっぱり仮想サーバーをレンタルして試すのが良いなとあらためて思うのでした。

ローカルサーバー構築をやってみた続きの記事はこちら。
http://effect.hatenablog.com/entry/2019/05/02/000816