ゲームエフェクトデザイナーのブログ | A Real-Time VFX Artist's Blog

About Making Materials on UE, Making Tools with C#, etc

「関西 UE4 GameJam」レポート(前半)

関西 UE4 GameJam」に参加してきました!

◆概要

10/11(日) 9:00~22:00
10/12(月) 9:00~20:00
参加者は会場であるバンタンゲームアカデミーの学生さんも含め34名ほど

alweiさんの司会進行により最初の1時間でチーム決めが行われました。
まず6人1組で計5チームが決まり、その後に遅れてきた4名で新しく1つの組に。

自分は暇人さんチームに加わりました。
その時の作業の流れをレポートしたいと思います。

ちなみにtwitterハッシュタグは「#KansaiUE4Jam」です。


◆必要 / あった方が良い と感じたもの

・UE4が動くノートPC
 UE4が触れなくてもできることはありますがノートPC自体は必須な感触。
 USB3.0対応のポートがあるといいですね!

・Epic公式の無料サンプルアセットのインストール(Infinity Bladeとか)
 参加前に事前に行っておくと色々と便利。

・マウス
 学校からの貸出が可能でしたがあった方が良い。

USBメモリ
 こちらが無いとデータのやり取りができない。
 数GBのサンプルアセットをやり取りしたりもあるので3.0対応が良い。

・ポケットWi-Fi的なもの
 学校の無線環境を利用できるが通信量次第で接続しにくくなる様子。

・ホワイトボード
 小さい携帯型で良いのであると便利だと思われる(今回は教室のものを借りました)

・自分が持ち込んだケーブル類に目印を付けておく
 ごっちゃになると誰のものか分からなくて大変に‥。

グラボのドライバ更新
 Windows側では最新と表示されたりするので公式サイトで検索かけてチェック。
 (レベルがリッチになるとUE4が頻繁に落ちるようになったが更新した途端快適に)
 またNVIDIAの場合コントロールパネルから3D設定を高パフォーマンスにしておくこと。

・alweiさんのサポート
 こちら必須だったと思います。我がチームの危機を何度も救ってもらいました。
 感謝&感謝です‥!
 色んなチームから終始引っ張りだこの様子で、参加者以上に大変そうでした。。


◆Aチームの作業の流れ

さて、チーム分けが決定して作業開始となったのが10:00。
暇人さんをリーダーとした「Aチーム」はまずどんな内容にしたいかディスカッション開始。

「対戦の形はどうか」「対戦なら内容に左右されず面白いものになりやすい」といった意見からスタート。「どんな内容が良いか?」それから「クリア目的はどうするか?」について色々と出た意見をまとめて下記のような形になりました。

・3人称視点の3Dアクション
「Infinity Blade」の膨大な無料アセットを使用すると良いのでは
・剣で攻撃して敵を全て倒したらクリア
・1人用

f:id:moko_03_25:20151012235000p:plain

そこから初日のゴールを決めました。
企画の盛り込みやサウンド・エフェクトといった要素は余力で追加するのを前提に「プレイヤーキャラを動かして敵も動いて、できれば倒せたらいいな」くらいの感じだったかと思います。
そしてタスクを大まかに割り出して分担を決め、やり取りしやすい席にチェンジ
自分はイマニシさんと組んでマップを作ることになりました。
ちなみに自分以外はみんなプログラマ(志望の学生さん含む)。
アセットは流用前提なので、プログラマが多いおかげで楽だった印象です。

この時点で11:30と良いスタートを切りました。

f:id:moko_03_25:20151012235002p:plain

まずはInifinity Bladeのアセットを事前にDL済みのヒライさんがプロジェクトを作成し、そのデータをUSBメモリで全員が受け取るところから作業開始。といっても全部で6GBあり、コピーに時間がかかりそうということでその間にみんなで食事に行くことに。

メンバーの1人荻野さんが東京から来られたということもあり、せっかくなので大阪名物お好み焼きを食べるべくお店を探し「鶴橋風月」に落ち着きます。

などと余裕しゃくしゃくのAチーム。
先陣を切ってランチに出て1時間半。ランチから帰って来るのも最後だったという。

果たして作品は完成したのか?!

後半へつづく)