MayaからBISHAMONへアニメーション付きのカメラをインポートする方法です。
(軽く試した程度での備忘録になるので、間違いや抜けなどあればコメントお願いします。インポートがうまくいく時といかない時があり、条件がよく分かっていません)
BISHAMONのバージョンはBISHAMON Personal v1.8になります。
Mayaでのカメラの設定について
カメラはエイム付きで大丈夫です。
基本的には「移動」と「回転」の値にキーを打てばOKです。
ズームしたい場合は「焦点距離」にキーを打ちます。
また、BISHAMONに読み込んだ際に画面の比率が合わない場合は「フィルムのアスペクト比」を調整してみてください。
「再生範囲の終了時間」と「アニメーションの終了時間」は同じ値に設定しておいた方が良いと思います。
カメラはFBX形式で出力します。Collada形式では読み込めません。
また、FBXの出力設定で「アニメーション」と「カメラ」にチェックを入れます。
ちなみに「アニメーションをベイク処理」にチェックを入れてもBISHAMONにアニメーションが正常に読み込まれない時は、事前にベイク処理しておきます。
ベイク処理する方法は、メニュー「編集>キー>シミュレーションのベイク処理」でOKです。全フレームにキーが打たれます。
BISHAMONでのインポートと確認
BISHAMONではメニュー「ファイル>カメラファイルをインポート」でカメラの含まれたFBXを指定することで読み込めます。
そしてシーンビュー上部のプルダウンから「camera1」を選択します。
カメラデータは現状、シーンに1つだけしか読み込めないようです。
また、BISHAMONにすでに読み込んでいるカメラのファイルをMayaで更新して上書きした際、BISHAMON上でデータベースフォルダのリフレッシュを行ったりカメラファイルのインポートをもう一度行っても更新が反映されないっぽい?です。
BISHAMONを再起動して読み込み直すのは面倒なので、Mayaでカメラデータを更新したら別名で出力して読み込む方がスマートでしょう。
ちなみに読み込んだカメラがシーンの原点近くに貼りついて移動しない場合は単位のスケール比率面で正常に読み込まれていない可能性があります。
自分の場合、MayaのFBX出力設定で単位を変更したり、グラフエディタでキーにスケールをかけてもダメだったので、この時はカメラを作成し直して解決しました。
このあたりについても何かお分かりの方いらっしゃったら教えて欲しいです。。
しかしカメラ演出をつけるのは楽しいですね!
まだ試していない方はぜひ試してみてください。