ここ2年、海外ドラマや映画を英語音声/字幕で観るだけでなく、色んなゲームを英語でプレイしましたが、今具体的にどんな流れでやっているのかメモしておきます。
1. Steamでゲームを購入
海外のPC向けプラットフォームであれば何でも良いとは思いますが、Steamを選んでるのは日本製のゲームも含めラインナップが豊富で年中セールをやってるからというのがあります。
また、PC上でプレイする理由は色々とあります。
●英語で遊べる
Steamで扱われているゲームは私の知る限り全て英語に対応しています。また、複数言語に対応している場合は自由に言語を切り替えられます。
●メモしたりネットで調べるのに適している
PC上でプレイすることで、OneNoteやExcelにメモったり、DeepL翻訳で翻訳したり、単語をググって意味を調べたりといったことが効率的に行えます。
●Windowモードでプレイできる
一部のゲームはウインドウが非アクティブの際に動作を止めることができます。会話がリアルタイムで流れていくゲームであっても、ゆっくり画面を見たりメモすることができます。
例えば「Return of the Obra Dinn」はそういったゲームの例です。
逆に「Life is Strange」シリーズなんかは残念ながら非アクティブ時でも動き続けますが、ネイティブの会話スピードで字幕が流れるのでかなりハードルが上がります。
後者の場合はテキストアドベンチャーのように、自動的に会話が進まないゲーム(しかも会話ログの表示に対応しているとベスト)が英語学習には向いていると思います。
2. プレイ中に文章をメモする
ゲームプレイ中は理解できる文章であればそのまま進めて、分からない単語・表現・文法が出てきたり、意味は分かっても「こんな使い方ができるのか~」と発見があった文章が出てきたら、Windowsキーを押してウインドウを非アクティブにして、OneNoteに書き込みます(とは言え英語学習開始から2年経った今でも、ほぼ全ての文章をメモるはめになっている状況です‥)。
以前はExcelにメモしていってましたが、大量の情報を扱ったり画像を貼り付けたりするにはOneNoteが非常に便利です。
例えばこちらのスクショは「ダンガンロンパ」プレイ時のメモです。
Cited from Danganronpa: Trigger Happy Havoc ©2016 Spike Chunsoft Co., Ltd. All Rights Reserved.
メモの具体的な流れとしては、ブラウザでDeepL翻訳を開いておいて直接テキストをメモし、単語の意味はその場で「Mouse Dictionary」で調べます。
それからDeepL翻訳に書いた元のテキストと日本語訳の両方をOneNoteに貼り付けて、気になった単語やフレーズの部分を分かりやすく赤字&太字にしています。
DeepL翻訳でも訳が怪しいことはよくあるので、その場合はYouTubeで日本語での実況動画を探して日本語のテキストをチェックし、併記して青字にしています。
▲ Googled のように Photoshop も動詞になっていて面白いです。
Cited from Danganronpa: Trigger Happy Havoc ©2016 Spike Chunsoft Co., Ltd. All Rights Reserved.
3. メモした文章は後からまとめて調べる
最初からDeepL翻訳でいきなり調べるのは、ゲームプレイの速度感をなるべく落としたくないからです。せっかく物語が面白くて続きが気になっても、遅々として進まない状況になるとプレイモチベーションが下がってしまうので。。
しかし最低限、単語や句動詞の意味は調べて頭に入れておかないと、同じ表現が出てきた時にまたメモることになるので、そこはMouse Dictionaryでその場で調べてなるべく記憶に残すようにして、徐々にメモる回数が減っていくように努力はしています。
では、どのタイミングでじっくり調べるかというと、毎日寝る前に発見のあった「1つの単語」「1つのフレーズ」をチョイスして英語学習のDiscordコミュニティに投稿しています。
▲ call it a day はダンガンロンパ序盤にも登場しましたが、この表現は知らないと全く意味不明ですね。。
その際に単語やフレーズの意味や使い方をググって調べています。
今年の1月に「1日1単語」「1日1文」のチャンネルができてから4ヵ月経ちますが、今のところ続けることができています(投稿できない日もありますが、その場合は次の投稿時にまとめて投稿してカバーしています)。
以上が英語を勉強する流れになります。
おかげで英文に随分と抵抗感は減り、テキストを写すことをあまり面倒と感じなくなってきています。また、英文のタイピングが速くなりタイプミスが随分と減るという副次的メリットを享受できています(これは純粋に嬉しい)
おまけ
今まで英語でプレイした中で英語学習に向いていると思ったものはこちら。
- Danganronpa(ダンガンロンパ)
- AI: The Somnium Files
- Return of the Obra Dinn
- Carto
- Night in the Woods
- Doki Doki Literature Club
- Her Story
- Stray Cat
英語でプレイしてませんがYouTubeで軽く観てとても良さそうだったものはこちら。
- Labyrinth of Refrain: Coven of Dusk(ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団)
- Zero Escape: The Nonary Games(9時間9人9の扉)
- Zero Escape: Zero Time Dilemma(善人シボウデス)
- Phoenix Wright: Ace Attorney Trilogy(逆転裁判1/2/3)
それから「Life is Strange」シリーズは購入してプレイを頑張ってみたはみたのですが、リアルタイムで流れる英字幕が追えずプレイを断念し、YouTubeで観ました。
バイリンガルの実況者の方がゲームの英語字幕に日本語字幕も追加して、アメリカの文化(メキシコからの移住者が迫害を受けることがあることなど)にも触れながら実況している動画があったので、そちらで英文をメモりつつ観ました。
ただ、英語自体の難易度は優しめでとても良かったのと、何よりも物語が素晴らしかったので、自力でプレイできなかったことが悔やまれます(ポーズ中に画面にかかるガウスブラーを外すmodを作ることができれば‥!)。早くリアルタイムで字幕を追える状態になりたい。。